インド本のご紹介 『インドと中国』
本日は、シンガポール空港の書店でベストセラー4位になっていた本『インドと中国』をご紹介します。米国のジャーナリストによって書かれたインド(と中国)本です。原題は『Chindia : How China and India Are Revolutionizing Global Business』です。長らく米国Amazonでも売れ筋でした。
他のインド本とちょっと違うのは、インドと中国を対比させていく語り口。インドに関する予備知識が少ないと、本を読んでもにわかに想像しがたいことがありますが、この本では中国というヒントを与えてくれます。我々にとってお馴染みの国である中国をヒントに、インドのイメージを拡げることができます。
米国人である著者の問題意識は、インドと中国を生活に関わる身近な動きとしてとらえることです。両国が台頭するがゆえに、第二次産業だけではなく、第三次産業までもが国外へシフトし、働く場所が失われるつつある米国としては当然の危機感ですね。面白いのは、著者は、消費者としては海外生産の低コストのメリットを享受していることも指摘していることです。保守主義に戻るのではなく、インドと中国を前提とした新しい道へ転換することを主張しています。「ケーブルで送ることのできない仕事」を創造することを提案しているのですが、これは、米国に限らず日本に住む我々にも言えることですね。
本書は、「インドと中国が経済成長に成功したのは何故か?」という問いに対する回答はもちろんのこと、両国が成長した先の世界の未来予想図を示してくれているのかもしれません。インドや中国が台頭し激変する近未来において、「ケーブルで送ることのできない仕事」が何なのか、この本を読んで考えてみませんか?
他のインド本とちょっと違うのは、インドと中国を対比させていく語り口。インドに関する予備知識が少ないと、本を読んでもにわかに想像しがたいことがありますが、この本では中国というヒントを与えてくれます。我々にとってお馴染みの国である中国をヒントに、インドのイメージを拡げることができます。
米国人である著者の問題意識は、インドと中国を生活に関わる身近な動きとしてとらえることです。両国が台頭するがゆえに、第二次産業だけではなく、第三次産業までもが国外へシフトし、働く場所が失われるつつある米国としては当然の危機感ですね。面白いのは、著者は、消費者としては海外生産の低コストのメリットを享受していることも指摘していることです。保守主義に戻るのではなく、インドと中国を前提とした新しい道へ転換することを主張しています。「ケーブルで送ることのできない仕事」を創造することを提案しているのですが、これは、米国に限らず日本に住む我々にも言えることですね。
本書は、「インドと中国が経済成長に成功したのは何故か?」という問いに対する回答はもちろんのこと、両国が成長した先の世界の未来予想図を示してくれているのかもしれません。インドや中国が台頭し激変する近未来において、「ケーブルで送ることのできない仕事」が何なのか、この本を読んで考えてみませんか?










